摂食障害の拒食症とは、正式に言うと神経性無食欲症といいます。拒食症の概念ができたのは、だいぶ昔でしたし、その頃はまだまだ拒食症になるケースはまれだったようです。
拒食症という摂食障害が多くなったのは、ここ何十年の間のことで、当然ながら先進国で多いようです。
一般的に女性に多いもので、若い時期に女性の0.1%から1%くらいなる確率があるそうです。男性も拒食症に絶対にならないことはないですが、女性に比べると20分の1くらいだと言われています。
発症年齢は13歳から20歳の間あたり、とくになりやすい職業としてモデルや体操の選手、バレリーナなどやせることが必須条件のような職業の人は、摂食障害に陥りやすいです。
拒食症の人は、周りがどんなに痩せていると思っていても、納得しません。それどころか自分は太っていると思いこんでしまいます。
原因としてはまだはっきりしませんが、生活上のストレスや、脳内物質のセロトニンとかノルアドレナリンが関係しているという報告もあります。
薬での治療もありますが、それと並行して自分のボディイメージに対する認知を変えることも重要になってきます。
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