摂食障害はその多くが女性がなるものですが、女性といえば妊娠と摂食障害が非常にネックになることは想像できます。
妊娠中はもちろん体重がかわり、体つきも変わります。なによりそれを気にするのが摂食障害の特徴ですので、摂食障害のある人は妊娠をしても流産してしまったり、中絶をしてしまったりするケースが多いようです。
たとえ妊娠したとしても、摂食障害により拒食症などの場合は、体重が少なく低体重出産になる傾向があるので、出産が難しくなったり、産後にうつ病になることも多いようです。
ある研究では、摂食障害の人が妊娠をして、出産をすると症状が治るという人もいるようです。ただまた逆に再発してしまったりする人もいるので、妊娠が摂食障害を治すとは言い難いようです。
できれば摂食障害をきちんと理解して、しっかりと治療を行った上で、妊娠をしたいものですがなかなかそううまくはいかないのが現実のようです。
もしそれでも妊娠したら、まず産婦人科に摂食障害のことを医師にしっかりと伝えるべきです。かなりの方が自分の過食や拒食のことを隠してしまって、話さない方がいます。そして摂食障害があると整理も止まりやすいので自分が妊娠したなんて信じられない人もいます。
ですがきちんと医師に話した上で出産に臨んだ方が、いい結果に結び付くと思います。摂食障害だからといってせっかくできた自分の命ですから、周りのフォローを受けながら準備をして出産に挑まれた方がいい結果が出やすいと思われます。
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