摂食障害の患者数は年々増加傾向にあるというデータがあります。摂食障害の患者が増加し始めたのはだいたい1993年あたりからだと考えられます。
ちょうどそのころから、女子高生がコギャルとか言われるようになった頃だったと思います。そして日本経済はバブルがはじけたころあたり、それはあまり関係がないかもしれませんが、ともかくその時代あたりから摂食障害の患者数は増加していったようです。
93年から比べるとその数は6倍以上増えていると言えます。特に摂食障害のなかでも過食傾向が目立つようです。少しではありますが、男性の摂食障害も同時に増えているようです。人口100万人に対して700人以上はいるとおもいます。これが1億2000万人だったら、7万人はいるということになります。
でもこれはちゃんとした治療を受けている人の推移であって、実際摂食障害として医療機関などで受けていない方も多数いると考えられます。
理由として考えられるのが、時代的なストレスの多い社会というか、常に自意識の肥大した時代というか、そいういった社会的背景も少なからず影響しているのではないかと思うのですが。
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