摂食障害の人の中には、対人恐怖をもっている方が多いようです。人から自分がどう見られているのかといったことを必要以上に気にしたりするということです。
摂食障害の根本的な部分は、単に過食や拒食といったものよりもこういった精神的な不安、恐怖からきているということが分かります。
摂食障害の場合は特に、対人関係の中で自分が人から嫌われていないのかといったことに対して、非常に敏感であるといえます。
敏感であるということは、なかなか安定した対人関係を気づきにくいということにもなります。どれだけ友達がいたとしても心の中ではいつも、不安、孤独感、安心感がないということです。
他の人からは普通に見えても、本人は無理をして取り繕っていることもあるのではないかと考えられます。
このように見ていくと、摂食障害の根本的な治療については対人関係の改善も、大きな焦点になってくるのではないかと思います。
拒食症の原因と症状
PR